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コース変更なし 東京パラマラソンは見どころ満載

Tokyo2020
2019/12/12 5:30
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国際オリンピック委員会(IOC)の突然の変心で東京五輪のマラソンは札幌に移ることが決まった。だが、東京パラリンピックのマラソンは予定通り、大会最終日の9月6日に東京で実施される。様々な障害を持つランナーが走るレースも、五輪に劣らず沿道で見て楽しめるものだ。

コースは当初五輪が設定していたのと全く同じ。2012年ロンドン、16年リオデジャネイロの両大会は周回コースだったが、今回は東京の名所を回る広域コース。国立競技場をスタートし、浅草寺、東京駅、歌舞伎座、東京タワー、皇居などの近くを通り、国立競技場でフィニッシュする。大会組織委員会の室伏広治スポーツディレクターは「パラマラソンには類をみないダイナミックなコース」と語る。

暑さに配慮し、スタート時間は午前6時半。最初に発進するのは男女の車いす選手だ。続いて、片腕のひじ先がないなど男子の上肢障害の選手、最後が男女の視覚障害の選手と、同じコースを障害の異なる選手が時間差でスタートする。最初若干上った後、3キロ付近から6キロ付近まで一気に下る。後は高低差は少なく、最後の37キロ付近から3キロ近くが逆にきつい上りになる。

車いすの場合、体が重く、下りが得意な選手が序盤で一気に抜け出す可能性がある。直角に曲がるカーブや、3つの折り返し地点もスピードを落としてから加速するため、駆け引きのポイントになりそう。下りでは時速50キロにもなるスピード感が売り。最後の坂で懸命に車いすをこぐ姿も見どころだろう。

視覚障害の場合は伴走者がどんな声をかけて選手を誘導するかも勝利のカギを握る。

(摂待卓)

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