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NHK会長に前田晃伸氏選任 元みずほFG社長

NHKの経営委員会は9日、2020年1月に任期満了となる上田良一会長(70)の後任に、元みずほフィナンシャルグループ(FG)社長の前田晃伸氏(74)を選出した。前田氏はガバナンス(企業統治)強化や組織のスリム化が課題になっているNHKの経営改革を担う。

前田晃伸氏

NHK会長は石原進委員長(JR九州相談役)ら外部の有識者12人で構成されている経営委員会が選出する。9日に記者会見した石原委員長は「メガバンクで大きな改革をしてきた実績があり、人をまとめる力や改革を推進する力がある」と前田氏を選んだ理由を語った。

NHKの会長にはアサヒビールの元会長の福地茂雄氏や元JR東海副会長の松本正之氏、元三菱商事副社長の上田氏など経済界出身者が続いている。前田氏の就任で5代続けてNHK外部の出身会長になる。

前田氏は1968年に東大法学部を卒業、富士銀行(当時)に入行。02年にみずほホールディングス社長に就任し、03年にグループ統括会社のみずほフィナンシャルグループ社長に就任した。前田氏は9日、「できるだけ早く実情を把握し、公共放送の使命にふさわしい仕事をしていきたい」とコメントを寄せた。

現会長の上田氏は13年からNHKで常勤の経営委員を務め、17年1月から会長を務めていた。18年12月に始まった高精細な4K・8K放送への対応などに取り組んだ。

高市早苗総務相は11月、テレビ番組をネットで同時配信するNHKの取り組みに関し、「既存業務の見直しや受信料のあり方について引き続き検討が必要だ」と指摘した経緯がある。NHKは9日に新たなネット業務の実施案を公表したが、前田氏には難しいかじ取りが求められそうだ。

 前田 晃伸氏(まえだ・てるのぶ) 68年(昭43年)東大法卒、富士銀行入行。02年みずほホールディングス社長、03年みずほフィナンシャルグループ社長、09年会長。大分県出身。

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