リスクマネー「テック」が吸収(一目均衡)
証券部次長 関口慶太
[有料会員限定]
2019年の新規株式公開(IPO)はTOKYO PRO Marketを含めて94社になる見込みだ。この5年で500弱の上場企業が誕生し、リスクマネーが円滑にベンチャー企業に流れているように見えるが、いびつな資金偏在は根強い。
「株式型のクラウドファンディングでの資金調達を検討したが、少なくとも1社のベンチャーキャピタル(VC)出資が条件と言われた」。人材が足りない地方企業と都市の大企業人材をつなぐ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1005文字