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JT杯ゴルフ、石川が逆転V 「一生の思い出」

2019/12/8 18:49
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本戦の18番からプレーオフ2ホール目まで、ティーショットはグリーンに乗らなかった。「3回続けて右に外すバカがいるかと」。こう自嘲した石川だが、カップが奥に切り直された3ホール目は、5番から4番アイアンにクラブを持ち替え、左手前2.5メートルに1オン。一発でカップに沈め、有終の美を飾った。昨年、3人プレーオフで敗れた"雪辱"を果たし、両手を広げ万歳。「バーディーで優勝できたのは一生の思い出」と笑った。

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プレーオフの3ホール目で優勝を決め、両手を広げて喜ぶ石川=共同

プレーオフの3ホール目で優勝を決め、両手を広げて喜ぶ石川=共同

苦しい戦いだった。初日からずっと我慢。ようやくいいプレーができたという。今季を象徴するように山あり谷あり、出入りの激しいゴルフ。この日最多の7バーディー(3ボギー)が、ピンを攻め続ける石川らしかった。後半はショットが乱れてもパットでカバー。「本当に勝てるとは思わなかった」と話す。

夏場に2勝。実りの秋を迎えるはずだったのに、後半戦は思わぬ不調に陥った。今季の山場と見据えていた米ツアーのZOZO選手権(10月)は51位と「ふがいない成績」に。翌月は2週連続予選落ちした。ショットの立て直し方がわからず、思い悩んだ。ドライバーショットに関し、今大会で好感触を得たのは収穫だろう。ウッズの全盛期をイメージ。アドレス時の前傾姿勢をインパクトまで保ちながら、体の軸できれいな弧を描いてスイングできるよう試行錯誤している。

寝ても覚めてもゴルフのことを考えているのが石川だ。2010年以来の年間3勝をマークしても、18番の第1打のことが頭の片隅に引っかかっている。自らの課題を見つめ、地道な練習を重ねながら米ツアー再挑戦、海外メジャー制覇へと続く山道を上り続ける。

(吉良幸雄)

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