今航海で初の氷山 しらせ、郵便局も開設

2019/12/7 19:02
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【南大洋=共同】南極大陸を取り巻く南大洋を昭和基地に向けて進んでいる観測船「しらせ」から7日、氷山が確認された。今回の航海では初めて。この日は南緯55度を越えて南極圏に入り、慣例により船内郵便局も開設された。

南極観測船「しらせ」の甲板で、氷山を背に記念写真を撮る海上自衛隊の乗組員(7日、南極海)=共同

南極観測船「しらせ」から確認された氷山(7日、南極海)=共同

しらせは7日午前6時7分(日本時間午前8時7分)ごろに南緯55度を通過し、その約4時間後に氷山を確認した。氷山は2つの峰に分かれており、横に長い形で、ほのかに青白い。大きさは高さ70メートル、幅500メートル程度とみられる。

しらせを運航する海上自衛隊の乗組員や同乗する第61次南極観測隊員は、甲板から盛んに写真を撮影。観測隊員の樋口実佳さん(33)は「初めて氷山を見た。澄んだ水色に感動した。ついに南極が近づいてきた」とうれしそうに話した。

郵便局を担当するしらせ通信長の竹内款大1尉(35)によると、実際に郵便を出すこともできるが、配達されるのはしらせが帰国する来年4月以降になる。記念の消印だけをもらうこともできる。正式名称は「銀座郵便局しらせ船内分室」で、南緯55度を越えると開設するのが以前からの慣例という。

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