ボリビア前大統領、メキシコを出発 キューバ入りか

2019/12/7 11:18
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【メキシコシティ=丸山修一】ボリビアで左派政権を主導していたモラレス前大統領は6日、亡命先のメキシコを民間機で出発した。複数のメキシコ現地メディアが伝えた。キューバ行きの民間機に搭乗したとみられるが、現時点での最終的な行き先は不明だ。スペイン紙エルパイス(電子版)はメキシコ同様に左派政権が復活するアルゼンチンへ向かう意向があると報じている。

亡命先のメキシコを出発したとみられるボリビアのモラレス前大統領=AP

地元メディアなどによると、モラレス氏はキューバに滞在した後、10日に予定されているアルゼンチンのフェルナンデス次期大統領の就任式に合わせて、同国入りを目指すとみられる。ただ母国であるボリビアに帰国する可能性やキューバにそのまま滞在し続けることも考えられる。

モラレス氏は4選を目指した大統領選で、不正を疑われ、市民らの大規模な抗議活動が全土で発生した。最終的には軍による要請もあり11月10日に辞任を表明した。辞任後は受け入れを表明していたメキシコへ亡命し、約1カ月間、軍の施設などに滞在してきた。

モラレス氏の動向は今後のボリビアの情勢だけでなく、左派と右派の勢力争いが拮抗している中南米全体の政治動向などにも影響を与える可能性があるだけに、大きな関心を呼びそうだ。

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