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小泉環境相、首長とつながる新手段(写真でみる永田町)

「知事、最後に私の後ろにある日本地図を見てください」。6日、小泉進次郎環境相は同省の自室でパソコンの画面に向かって話していました。

画面に映っていたのは徳島県の飯泉嘉門知事でした。自治体の首長とつないだ「オンライン会談」です。

小泉氏は後ろの地図に触れて「2050年までに温室効果ガスの排出量で実質ゼロを目指すと宣言した自治体にシールを貼っているんです」と紹介していました。

この日は午後3時か午後5時ごろまで京都市長、愛知県豊田市長、長野県知事とも「ウェブ対談」でマラソン会談をこなしました。

いずれも脱炭素社会に向けた政策に熱心な首長です。11月26日には記者会見中に奈良県生駒市長とオンラインで対談し、脱炭素の実践例を紹介しました。

自治体の活動について発信を強めるのは、欧州の先進国とは対照的に日本政府が「50年までの実質ゼロを目指す」と打ち出せていない裏返しでもあります。小泉氏はスペインで開会中の第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)に出席し、政府を代表して演説する予定です。

(竹内悠介)

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