吉野氏が椅子にサイン ノーベル博物館のカフェで

2019/12/6 21:40
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ストックホルムのノーベル博物館でサインした椅子を持つ吉野彰・旭化成名誉フェロー=6日(ロイター=共同)

ストックホルムのノーベル博物館でサインした椅子を持つ吉野彰・旭化成名誉フェロー=6日(ロイター=共同)

【ストックホルム=福井健人】2019年のノーベル化学賞を受賞する吉野彰・旭化成名誉フェローが6日午前(日本時間同日午後)、ストックホルム市内のノーベル博物館を訪れ、カフェの椅子にサインした。

ノーベル賞受賞者は、10日の授賞式前に博物館内にあるカフェの椅子の裏にサインすることが恒例行事となっている。

6日は時折小雨の降る肌寒い天気となったが、吉野氏は報道陣の問いかけに、笑顔で会釈して博物館を後にした。

吉野氏は1983年に試作したガラス製のリチウムイオン電池や、現在のリチウムイオン電池の構造を採用した85年ごろの試作品などの模型を4個寄贈した。リチウムイオン電池開発の歴史が一目でわかるという。

吉野氏は5日夕方(日本時間6日未明)にストックホルムに到着した。旭化成広報によると、長時間のフライトにも疲れた様子は見せず、非常に元気だという。

吉野氏は7日午前(日本時間7日夕方)に記者会見に臨む。共同受賞者のマイケル・スタンリー・ウィッティンガム・米ニューヨーク州立大学卓越教授も出席する予定だ。97歳と最高齢での受賞が決まったジョン・グッドイナフ・米テキサス大学教授は欠席の見通し。

ノーベル賞授賞式は12月10日夕方(日本時間11日未明)に開かれる。吉野氏は現地で採寸したえんび服を着て出席し、カール16世グスタフ国王からメダルと賞状を受け取る。

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