京都市、高さ規制を緩和 周縁部にオフィス呼び込む
空洞化に危機感、景観政策が転換点に(都市のチカラ)
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京都市は6日、JR丹波口駅西側で建物の高さ規制を緩和することなどを盛り込んだ都市計画を決定した。四条烏丸など市中心部でホテルが急増し地価が高騰、オフィス不足が深刻化している。市周縁部の不動産を活用し新たに企業や住民を呼び込む狙いだ。市は2007年以来街並みを守るため厳しい景観政策を設けてきたが、都市空洞化への懸念が強まり、転換点を迎えている。
都市計画は一部のデザイン上の見直しなどを除き、即日適...