豚コレラ阻止 国の権限強化を 農水省有識者委

2019/12/6 20:00
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農林水産省で豚コレラ(CSF)対策などを話し合う有識者委員会は6日、家畜伝染病のまん延防止に向け国の権限を強めるべきだとの提言をまとめた。伝染病の流行を食い止める必要が出たら、国が都道府県に対し、農家の衛生レベルの引き上げを指示できるよう求めた。今まで農家の指導は地方に任されており、地域によって対応に差が出る問題があった。

同日、動物衛生や農家の代表者らが参加し「我が国の家畜防疫のあり方についての検討会」が開催され、中間とりまとめを了承した。農水省は提言を元に家畜伝染病予防法の改正案をまとめ、来年の通常国会に法案を提出する。

中国や韓国で流行するアフリカ豚コレラ(ASF)のウイルスが日本に来たときを想定し、予防的殺処分を可能にするよう提言した。現状では予防的殺処分は口蹄疫(こうていえき)しか認められていない。

提言ではアフリカ豚コレラの流入を水際で食い止めるため、空港の家畜防疫官に対し入国者の持ち込む荷物に対する質問や検査の権限を付与するよう求めた。肉製品を違法に持ち込んだ場合の罰則強化も盛り込んだ。

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