ゴンチチが新アルバム バッハのカバーで初心に帰る

文化往来
2019/12/12 2:00
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アコースティックなサウンドで知られるギターデュオ、ゴンチチが新アルバム「Assortment」(ソニー・ミュージックダイレクト)を25日発売する。これまでアルバムに未収録だった映画「くらげとあの娘」(宮田宗吉監督、2014年公開)のサウンドトラックを中心に、新録曲も加えた。「映画向けに作った曲が思いのほか完成度が高く、これを中心にアルバムを作れないかなと思ったのがアルバム制作のきっかけだ」とチチ松村は言う。

左からゴンザレス三上、チチ松村

左からゴンザレス三上、チチ松村

特に力を入れたのが、バッハのカバーでギターがピアノの音色のように変化した「Goldberg Variations,BWV988-Var.18:Canone Alla Sesta」だ。演奏には手を焼き、結成40年の節目を昨年迎えた松村とゴンザレス三上のベテラン2人をしても、奏者として初心に帰ったようだ。

「Assortment」(ソニー・ミュージックダイレクト)

「Assortment」(ソニー・ミュージックダイレクト)

「とにかく音域が広く、低音は少し上げて演奏しました。次にどう弾こうかと考えるとミスしてしまう。65歳でこれほどするのかというくらい練習を重ねた」と松村。三上も「自分が好きな曲ということで収録を決めたが、難しかった。ギターを始めた頃と同じくらい、手が痛くなった」と明かす。

2020年にはコンサートも精力的に開く予定だ。「ライブはライブで楽しい。今までに発表した曲は500以上になる。(コンサートでは)その中から掘り出していくので、古い曲も新しく感じられる」と松村は言う。

今後の活動について、三上は「バッハをやったことで、ギターを初めてもったころの気持ちに戻った。これからも、また違うことができるんじゃないかと元気をもらった」と話している。

(前田龍一)

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