「残したい記憶」探究 リクルート系が埼玉で特別授業

2019/12/6 16:48
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これから残したい記憶は何だろう――。リクルートマーケティングパートナーズ(東京・品川)は6日、半導体大手のキオクシアと協力し、さいたま市の栄東中学・高等学校で産学連携の特別授業を開いた。身近な人の「記憶」に関する課題やその解決法を考えさせる内容で、中学3年生約320人のうち代表10人が検討結果を発表した。

キオクシア社員から発表内容の講評を受けた(6日、さいたま市)

「母親の物忘れ」を課題に設定した男子生徒は、人体に入れても害のない極小SDメモリーカードの開発を提案。記憶や情報を電波・周波に変えて保存するアイデアを披露したほか、残しておくとストレスになる「消したい記憶」を選別する必要性にも触れた。

図書館カードの紛失の多さに着目した女子生徒は、カード代わりに利用できるスマホアプリがあればスタッフも利用者も便利になると指摘。先行事例の有無を調べたり、スマホに慣れない高齢者への対応を検討したりしたことも発表した。

今回の特別授業は、学習指導要領の改訂で2022年度から高校で始まる「総合的な探究の時間」に向けた実証との位置付けだ。テーマは9月に示され、生徒は身近な人へのインタビューや情報収集、分析などに約3カ月間取り組んできた。

発表後、審査員を務めたキオクシアの社員は「着眼点がすばらしい」「課題を見つけ、探究を繰り返す姿勢を大事にしてほしい」などと講評した。

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