「偉大な友人」中村医師しのび集会、アフガンで

2019/12/6 13:11
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アフガニスタンを支援してきた医師、中村哲さん(73)の殺害を受け、東京のアフガン大使館は6日までに「アフガンの偉大な友人で、生涯を国民の生活を変えるためにささげてくれた」と貢献を評価し、「大変悲しみに包まれています」とする声明をホームページに掲載した。殺害現場のジャララバードでは4日夜、多くの市民がろうそくをともして追悼した。

殺害された中村医師を追悼する人々(5日、アフガニスタン・カブール)=AP

首都カブールでも5日、追悼集会が開かれ、「中村さん、安らかに」と英語で書かれた紙などを手に、約100人が参加した。大学生のアレム・セラーブさん(30)は「中村さんは私たちの記憶の中で永遠に生き続けると日本人に伝えたい」と話した。

アフガン大使館は「灌漑(かんがい)システムが改善され、伝統的農業が変わった」と中村さんの献身ぶりに感謝を表明した。

国連のドゥジャリク事務総長報道官は4日、「アフガンで最も立場の弱い人々を助けることに人生の大半をささげた人に対する、分別のない暴力行為だ」と非難した。

米国務省のウェルズ筆頭副次官補は4日、「非常に悲しい。われわれ全員にとっての損失だ」とツイッターに投稿、「中村医師が行ってきた仕事は、彼を知る全ての人々を奮い立たせるものだった」と称賛した。

ヤング駐日米臨時代理大使も「中村医師のアフガニスタンでの医療支援活動はまさに日本人の善意を示すものだった」とツイートし、哀悼の意を表明した。〔共同〕

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