ユニクロ、ベトナムに1号店 開店前に1000人が列

2019/12/6 14:31
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【ホーチミン=原欣宏】ユニクロを運営するファーストリテイリングは6日、ベトナムに初出店した。ホーチミンを皮切りに首都ハノイにも展開し、早期に100店体制を築く。ベトナムは高い経済成長に伴って中間所得層が厚みを増し、購買力が向上する。ファストリは海外事業をけん引する中国に続く消費大国になるとみて、出店拡大を目指す。

ユニクロ近くにはZARAとH&Mも店を構える(ユニクロ ドンコイ店)

開店前に約1000人が並んだ(ユニクロ ドンコイ店)

「ベトナムは約束された地だ。必ず大発展するので我々も大発展したい」。法被に身を包んだ柳井正会長兼社長は6日午前、開業前のイベントで力を込めた。ユニクロは訪日ベトナム人が大量買いをするなど、現地でも人気のブランド。その1号店が開業するとあって、開店前に約1000人の長い列ができた。

列の先頭近くに並んでいた女子大学生のチャン・ティ・トゥイさんは「午前6時半から並んでいる。普段は洋服をたくさん買わないけれど、今日は自分に合う服を見つけたい」と笑顔を見せた。

中心部の一等地に出した1号店の売り場面積は約3100平方メートル。東南アジア最大級で、子供や大人向けの衣料品を幅広く取りそろえる。2020年にはハノイに出店する予定で、ネット販売も含め事業拡大を進める。

新店舗の向かいにはライバルのZARAとヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)も店を構えるファッションの激戦地でもある。柳井氏は「大事な国なので準備が整うまで出店したくなかった」と話し、今回は満を持して出店した格好だ。

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