OPEC総会、減産幅拡大で協議 日量170万バレルが軸

OPEC
2019/12/6 9:03
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石油輸出国機構(OPEC)は5日、ウィーンで定例総会を開いた=AP

石油輸出国機構(OPEC)は5日、ウィーンで定例総会を開いた=AP

【ウィーン=飛田雅則】石油輸出国機構(OPEC)は5日、ウィーンで定例総会を開き、ロシアなど非加盟国と続けている原油の協調減産について協議した。現行の枠組みである日量120万バレルの減産を、同170万バレルに拡大する案を軸に話し合った。原油の需給が緩むとの観測があり、産油国は減産幅を広げることで価格を押し上げたい考えだ。

国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)を控えるサウジアラビアが、株価を支えるために減産幅の拡大を主張したもようだ。

国際指標の北海ブレント原油先物は足元で1バレル63ドル程度で推移しており、19年4月の高値に比べて15%ほど安い水準にある。

OPEC加盟国の間では、米中の貿易摩擦により世界経済が減速するとの懸念が広がる。協調減産の枠外の米国が増産を続けて原油の需給が緩むとの観測が浮上しており、価格が一段と下落しかねないとの危機感を共有しているようだ。

6日にはロシアなど非加盟国を含めた「OPECプラス」の会合を控えており、減産強化について話し合う。OPEC盟主のサウジはロシアから協力を取り付けたい意向だ。

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