関西発の年末年始旅行、韓国・香港向け減少鮮明

2019/12/4 19:42
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年末年始の関西発旅行の予約状況がまとまった。韓国向け予約はJTBが前年比で6割、阪急交通社は4割それぞれ減った。日本が半導体材料の輸出管理を厳格化した7月以降、韓国では日本製品の不買運動などが発生。日韓の航空会社は軒並み両国を結ぶ路線を縮小しており、影響が広がっている。

9連休のため、欧州や米国など遠方が比較的人気だ

政情不安が続く香港も低迷しJTBの予約は8割減だった。同社の海外向けは全体で1割減だ。

もっとも海外旅行すべてが低調というわけではなさそうだ。近畿日本ツーリスト関西と阪急交通社の海外向けはそれぞれ25%増えた。韓国や香港の代わりに台湾が人気のほか、欧州向けも伸びている。阪急交通社は台湾が約5割増えた。近畿日本ツーリスト関西も「台湾向けは航空券の確保が難しい状況」という。

9連休という日並びの良さもあり、JTBでもイタリアのローマなどを周遊する旅行が人気で1割増。近畿日本ツーリスト関西でもオーストラリアなどオセアニア方面の予約が2倍になった。

国内はJTBと近畿日本ツーリスト関西が前年を下回った。2019年上期は4月から5月にかけて10連休があるなど好調だった。その反動や10月の消費増税もあり「特に国内旅行では消費マインドが低下が影響している」(近畿日本ツーリスト関西)という。

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