建築高さ制限の条例案否決 大阪・島本町、住民請求

2019/12/4 19:38
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大阪府島本町議会の臨時会は4日、建築物の高さを原則20メートル以下に制限する条例案を、賛成少数で否決した。住民団体「しまもと景観・環境まちづくり会議」が制定を直接請求していた。高さ制限を巡り、山田紘平町長は意見書で、地域ごとに検討する必要性を認めたが、一律の制限には反対する考えを示した。

建築物の高さを制限する条例案を採決するため開かれた大阪府島本町議会=4日、大阪府島本町役場

島本町は大阪府の北東部に位置し、自然豊かな地域。住民団体は、京都と大阪のベッドタウンとしてマンションの建設が相次ぎ、人口が増加して待機児童が増えたり、景観が損なわれたりしていると主張する。臨時会の審議では、町議から「住民の財産権を制限するものだ」などと否定的な意見が多く上がった。

住民団体は9月以降、高さ制限条例を直接請求するための署名運動を展開。請求に必要となる有権者(約2万5700人)の50分の1を大きく超える約2600人分の有効署名を、町側へ提出した。これを受け山田町長は、団体が求める内容の条例案を提案した。〔共同〕

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