三菱ふそう、外国人実習生が「特定技能1号」取得
三菱ふそうトラック・バスは4日、2人の外国人実習生が新たな在留資格である「特定技能1号」を取得したと発表した。実習生は11月から契約社員として就労しており、最長で5年在留できるようになる。同社はアジア地域での販売・サービス網の拡大をめざしており、海外人材の育成を積極化していく考えだ。
三菱ふそうは、2016年4月に外国人技能実習制度に「自動車整備職種」が追加されたことを受けて実習生を採用してきた。19年11月末時点でベトナムやフィリピン、インドネシア国籍の190人が全国77カ所の拠点で実習する。今後も一定の海外人材を養成する方針で、「300人程度を維持したい」という。
「特定技能1号」を取得した2人は16年から実習を始めた。「技能実習2号」を3年かけて修了した。11月から契約社員として車両整備を担当している。
同社が実習生の採用を始めてから3年がたち、技能実習2号を修了する実習生はこれから増える見通しだ。販売店で即戦力として技能を磨いてもらう。
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