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「悲しいばかりです」 中村哲医師の妻、悲報に涙

(更新)

アフガニスタンで銃撃され死亡した中村哲医師(73)の訃報を受け、妻の尚子さん(66)は、福岡県大牟田市の自宅で取材に応じ「悲しいばかりですよ。残念です。きょうみたいな日がこないことだけを祈っていた」と涙を拭いながら語った。

「場所が場所だけにあり得ると思っていた。家にずっといてほしかったけど、本人が(活動に)懸けていたので……」とも述べた。中村さんが11月下旬まで2週間ほど帰省していたことを振り返り「家では厳しくなかった。いつもさらっと出て行ってさらっと帰ってくる人だった」としのんだ。

三女の幸さん(27)も襲撃の一報に触れた直後「これまでの活動で銃撃されたのは初めて。いつ起きてもおかしくはないと覚悟していたが……」と落ち着かない様子だった。

作家火野葦平の三男で、中村さんのいとこの玉井史太郎さん(82)=北九州市若松区=は取材に「あれだけアフガニスタンのために尽くしてきたのに、なぜ凶弾に倒れないといけないのか。怒りの持っていき場がない」と落胆した。

中村さんは小学1年まで同区で過ごしており、海外で活動するようになってからは年に1回ほど会い、今年8月には同区での講演を聞いた。「会って話をするたびに、活動への熱意が伝わってきた。彼には素朴な正義感があった。こんな事件が起こるとは」と悔やんだ。〔共同〕

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