トヨタ、車開発のスピード向上、開発センター設立

2019/12/4 19:00
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トヨタ自動車は4日、試作と量産両方の車生産技術を合わせた「モノづくり開発センター」を2020年1月1日付で新設すると発表した。生産技術系を中心に約4200人が所属し、開発のスピードを上げる狙い。

従来の枠にとらわれない生産技術や技能を経験できる環境を整備し、ものづくりのプロ育成を強化する。センター長には吉田守孝副社長が就く。

20年1月1日付の新体制も発表した。内山田竹志会長や豊田章男社長、小林耕士副社長ら副社長以上の最高幹部は続投する。中型車を担当する中嶋裕樹氏ら3人が新たに執行役員に昇格する一方、レクサス部門のトップを務める沢良宏氏と品質担当の佐藤和弘氏は執行役員を退任する。

組織・機構改革では役職名を従来の「領域長」から「統括部長」などに変更したうえで、最高幹部らと現場との意思疎通が円滑になるように階層を減らす。中国・アジア本部をそれぞれ中国本部、アジア本部に再編するほか、渉外広報部を渉外部と広報部に分離するなどの組織も再編する。

トヨタは19年に若手、ベテランにかかわらず経営課題ごとに専門性の高い人材を幹部に登用できるようにする「幹部職」を新設。役員を大幅に減らすなど組織改革を加速している。

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