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長野の千曲川堤防調査委、決壊した穂保の堤防、補強して復旧へ

千曲川堤防調査委員会は4日、台風19号の影響で長野市穂保地区で決壊した千曲川の堤防の本復旧では、水が堤防を越えてもすぐには決壊しないよう補強する工法を採用する案を了承した。堤防を越えた水が、堤防本体を削って決壊することを防ぐため、コンクリートブロックを並べるなどの対応を検討する。

想定を超える雨が降れば、水が堤防を越えることは避けられない。仮に越水しても堤防が決壊するまでの時間をできるだけ延ばす工夫を取り入れて、被害の拡大を防ぐ。

国土交通省は、氾濫リスクが高いものの堤防整備ができていない場所では、堤防の構造を工夫して決壊までの時間を引き延ばす「危機管理型ハード対策」を進めている。穂保地区の堤防の本復旧工事でも、堤防を越えた水が落ちる場所にブロックを敷き詰めるなどの対応を検討する。

千曲川堤防調査委員会は台風19号の被害を受け、国土交通省北陸地方整備局が設置した。穂保地区のほか、上田市内で欠損した堤防の本復旧工法などを検討してきた。

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