世界のCO2、3年連続増か 19年0.6%と予測

2019/12/4 15:11
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化石燃料の使用に伴う世界の二酸化炭素(CO2)排出量が今年は2018年比0.6%増え、3年連続の増加になるとの予測を国際研究チームが4日、発表した。増加率は前年より下がるが排出を減少に転じさせることはできず、チームは「省エネや再生可能エネルギーの普及などの対策強化が必要だ」と強調した。

ドイツ西部で稼働する石炭火力発電所(2018年9月)=ロイター

チームは19年上半期の速報データから、石炭や石油、天然ガスといった化石燃料を燃やして排出される年間のCO2量を予測。世界全体で18年比0.6%増になると見積もった。17年の前年比1.5%増、18年の同2.1%増と比べてペースは鈍る。

要因として、米国で石炭使用が減少して安価な天然ガスや風力、太陽光に置き換わったことを挙げた。欧州連合(EU)でも石炭が減り、中国やインドの経済成長の鈍化も理由だとした。

チームには日本の国立環境研究所や海洋研究開発機構などが参加した。〔共同〕

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