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ベンゼン、アジア向け価格が2カ月ぶり上昇

2019/12/4 14:29
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合成樹脂や合成ゴムの原料になる基礎化学品のベンゼンのアジア向け価格が2カ月ぶりに上昇した。指標となるJXTGエネルギーの12月の契約価格は前月比20ドル(3%)高い1トン665ドルとなった。原油価格の上昇に加え、プラント稼働率の引き下げで需給が引き締まって値上がりした。

市場では「トルエンを原料にベンゼンやパラキシレンを生産するプラントの稼働率が下がっている」(商社)との指摘がある。合成繊維の原料となるパラキシレンはプラントの新増設が相次ぐ一方、世界経済の減速で需要の伸びが鈍化している。パラキシレンとベンゼンの余剰感が強まる中、ガソリン基材向けのトルエン需要が増え、ベンゼンの減産につながった。

もっとも、アジア市場ではベンゼンの需要が伸び悩む。建築向けや産業用の不振で、ベンゼンを原料にする合成樹脂の一部では余剰感が強い。アジアでは新設プラントの稼働も相次いでおり、上値は限定的との見方が出ている。

ドル建て価格の上昇を受け、日本国内の想定価格は1キロ78.2円と、前月に比べ2.8円(3.7%)上昇した。値上がりは2カ月ぶり。

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