テロとの戦いで協力 シリア問題で仏独英トルコ首脳会談

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2019/12/4 5:12
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【ロンドン=竹内康雄】フランスとドイツ、英国、トルコは3日、ロンドンで首脳会談を開いた。シリア情勢の混乱の解消に向けて引き続き協議することで一致した。過激派組織「イスラム国」(IS)などテロ組織との戦いで協力することで合意した。欧州各国が反対する中、トルコが10月にシリアを攻撃して関係が悪化していたが、ひとまず決裂は避けられた。

会談にのぞむフランス、英国、トルコ、ドイツの首脳(3日、ロンドン)=ロイター

英首相府の発表によると、4首脳はシリアやリビアの情勢、テロとの戦いについて協議した。

マクロン仏大統領は会談後に「シリアに関するすべての不確実性が取り除かれたわけではないが、ISとの戦いを優先する意志は確認された」と一定の評価をした。メルケル独首相も「有益な議論ができた」と語った。この4カ国による会談を今後も続けることも確認した。

会談はトルコが10月にシリア北東部のクルド人武装勢力を越境して攻撃したことをきっかけに設定された。マクロン氏はこの攻撃を「狂気の沙汰」などと非難し、会談する考えを示していた。

同会談は3日開幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に併せて開かれた。NATO加盟国の首脳は3日夜、NATO創設70周年を記念して、バッキンガム宮殿で開かれたエリザベス女王主催のレセプションに出席した。首脳らは4日にNATOが直面する課題を議論する予定だ。

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