トランプ氏、デジタル課税で仏を批判

2019/12/3 20:45
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【ロンドン=中村亮】トランプ米大統領は3日、フランスが導入したデジタルサービス税に関して「他国に米企業を悪用されたくない」と語って、フランスを批判した。米国のIT(情報技術)企業に課税する場合には「フランスではなく我々がやる」と強調。仏製品に対する制裁関税の検討を進める立場を強調した。

3日、トランプ米大統領はフランスに対する報復関税の検討を進める立場を強調した(ロンドン)=AP

訪問先のロンドンで北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長との会談で語った。トランプ氏はデジタル税をめぐり「マクロン仏大統領に米企業を課税してほしくない」と強調した。マクロン氏との関係は常に良好だとアピールしつつも「いくつかの政策で一致できないものがある。フランスにとっても非生産的だ」と指摘した。

マクロン氏がNATOについて機能不全に陥ったと主張して「脳死状態だ」と断じたことをめぐって、トランプ氏は「とても無礼だ」と非難した。「侮辱的だ。とても驚いた」とも語った。トランプ氏はこれまでNATOの結束を乱す発言が目立ったが、今回はマクロン氏がNATOの亀裂を招いていると批判する立場をとった形だ。

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