マイナンバーの情報連携障害 約21時間後に復旧
マイナンバーを基に個人情報を関係機関の間でやり取りする情報提供ネットワークシステムが停止していたトラブルで、総務省は2日、約21時間後の午後9時6分に復旧したと明らかにした。マイナンバー制度の個人向け専用サイトである「マイナポータル」も利用者登録や行政機関同士の個人情報のやり取りの履歴が確認できるようになった。
総務省大臣官房個人番号企画室によると「システムの再起動によって復旧した」という。同制度の個人向けポータルサイトであるマイナポータルも全ての機能が利用できるようになった。原因については調査中としている。
マイナポータルは同日午後3時ごろに行政機関同士の個人情報のやり取りや自己情報を確認できる機能が利用できるようになったとしていたものの、「メンテナンス中のため、利用者登録ができません」という表示が続いていた。
(日経 xTECH/日経コンピュータ 大豆生田崇志)
[日経 xTECH 2019年12月3日掲載]