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アインホールディングス(HD)が3日発表した2019年5~10月期の連結決算は、純利益が前年同期比27%増の46億円だった。調剤薬局の新規出店や既存店の収益改善にくわえ、女性向けに化粧品の品ぞろえを充実させたドラッグストア「アインズ&トルペ」が好調だった。
売上高は11%増の1458億円だった。調剤薬局事業で高価格帯の抗がん剤の処方箋を多く手掛けるなどし、営業利益は24%増の83億円。
ドラッグストア事業では積極的な新規出店に伴い販促費などがかさんだものの、プライベートブランド(PB)の品ぞろえなどを強化。首都圏など大都市を中心に売り上げが伸びた。
19年10月末時点の調剤薬局の店舗数は前年同月に比べて25店純増の1106店舗。ドラッグストアは10店舗を出店し、計60店舗となった。