NTTドコモ、リアルタイムで人口推計

ネット・IT
2019/12/3 17:34
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NTTドコモは3日、携帯電話の位置情報などを使って最短1時間前の情報を10分ごとに把握し、リアルタイムに国内全域の人口を推計するサービスを始めると発表した。店舗の需要予測や渋滞予知などに活用でき、小売業や飲食業、物流業などに売り込む。従来は最短2営業日前の情報を1時間ごとに提供していたが、データの処理性能を高めた。

2020年1月22日から位置情報を使った新サービスとして「国内人口分布統計(リアルタイム版)」を始める。個人は特定できないようデータを加工する。ドコモの携帯電話7800万台の位置情報などを基に特定地域の滞在人口を推計する。全国を500メートル四方に区切り、滞在人口や年齢層、性別といった属性情報を把握できる。

人口数に応じて地図を赤や青に色分けして、どんな属性の人がどこに集まっているかが一目で分かる。売り上げや需要を予測したい小売りや飲食チェーンなどの利用を見込む。予測に応じて発注や生産を調整すれば、食品ロスの削減にもつながる。

防災計画の立案のほか、交通渋滞の予知などにも活用できる。ドコモは配車アプリを手掛けるみんなのタクシー(東京・台東)と組み、タクシーの需要予測への応用を進めている。

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