ティ・ディ・シーに13億円協調融資 商工中金など

2019/12/3 17:07
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商工組合中央金庫と七十七銀行、仙台銀行は精密加工のティ・ディ・シー(宮城県利府町)に総額13億円の協調融資を実行した。ナノ(10億分の1)メートル単位まで対応できる同社の研磨技術は自動車部品や医療、航空宇宙などの分野で使っている。探査機「はやぶさ2」にも採用され、受注が増加している。調達資金は工場増設や設備増強などに充てる方針だ。

融資額の内訳は商工中金が8億円、七十七銀が2億7000万円、仙台銀が2億3000万円。ティ・ディ・シーは超微細な研磨技術が得意で、はやぶさ2では惑星から採取した物質を回収する容器に同社の技術を使っている。国内外の企業から新規受注が伸びており、工場増設や生産ライン拡充で需要を取り込む。

商工中金などはティ・ディ・シーの高い技術力には将来性が見込めると判断。成長資金を供給することで、地域の雇用拡大などにもつなげる狙いだ。

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