インスペック、FPCのレーザー露光装置を開発

自動車・機械
北海道・東北
2019/12/3 16:51
保存
共有
印刷
その他

半導体外観検査装置メーカーのインスペックは3日、自動車に使うフレキシブルプリント基板(FPC)をレーザーで直接露光する装置を開発したと発表した。最長6メートルのFPCを露光できることなどが特長だ。自動運転や電動化など自動車の「CASE」の進展で、電子材料のFPCの需要は今後増加する見通し。新開発の装置で需要を取り込んでいく。

新開発の装置

自動車のCASE化に伴い、FPCの需要は拡大する

FPCは薄くて柔らかく、折り曲げられるため、スマートフォンやウエアラブル機器、プリンターのヘッド部分など幅広く使われている。同社はFPCの外観検査装置を主力にしている。その技術を生かし、新装置「ロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機 RD3000」を開発した。

新装置は高品質で軽量のFPCを生産できる。秋田県産業技術センターと共同で研究し、経済産業省の補助制度を活用して開発を進めてきた。価格は1台5000万~6000万円。2020年2月から受注を始め、同年5月以降に出荷する。

インスペックによると、自動車のCASE化に伴い、センサー類が増加。電気自動車(EV)の車内配線の総延長は1500~3000メートルに及び、FPCも「今後大きな市場が生まれる」(菅原雅史社長)という。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]