LG電子トップに權氏、グループ経営陣若返り進む

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アジアBiz
2019/12/2 19:30
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【ソウル=細川幸太郎】韓国LGグループが経営陣の若返りを進めている。グループの中核企業のLG電子は、權峰奭(クォン・ボンソク、56)氏を最高経営責任者(CEO)に選出し、同氏が12月1日付で就任した。權氏はLG電子でテレビ事業とスマートフォン事業を担当する社長を務めていた。財閥トップのLGグループでは2018年5月にトップが死去し、後任には息子の具光謨(ク・グァンモ、41)氏が就いている。

LG電子のCEOに就く權峰奭氏

權氏はこれまでテレビ事業の経営企画などを担当し、18年にテレビ事業の社長として有機ELテレビの拡販で実績をあげた。19年からはスマホ事業の社長も兼務した。前CEOの趙成珍(チョ・ソンジン、63)氏に代わって、採算悪化が続く液晶テレビ事業や赤字続きのスマホ事業、車載部品事業の立て直しを急ぐ。

18年6月に当時40歳の若さでグループの持ち株会社「LG」の会長(財閥トップ)となった具氏の就任以来、中核企業で経営陣の刷新が相次いでいる。

19年9月には業績不振のLGディスプレーCEOに、LG電子の最高財務責任者(CFO)だった丁豪栄(チョン・ホヨン、58)氏を充てた。20年1月には通信会社国内3位のLGユープラス社長に黄鉉植(ファン・ヒョンシク、57)氏が就任する人事を決めた。

中核企業で50代の経営トップが誕生しており、LGグループ関係者は「具会長による新生LGグループが本格的に動き出した」と話す。人事刷新によって、電機を中心に化学や通信、日用品などで売上高15兆円規模の巨大財閥を具会長が率いる姿勢を鮮明にする。

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