小5現金要求は「いじめ」 10万~20万円、飲食代に

2019/12/2 18:33
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名古屋市の市立小学校に通う5年の男児が複数の同級生から要求され、自宅から多額の現金を持ち出していたことが2日、市教育委員会への取材で分かった。現金は計約10万~20万円に上り、市教委は同日、要求行為をいじめと判断、いじめ防止対策推進法で規定している「重大事態」に認定した。

市教委によると、男児は今年8~10月、同級生6人から「お金ちょうだい」「持って来ないとのけ者にする」などと言われ、自宅にあった500円玉用の貯金箱から十数回にわたり現金を持ち出した。

現金は持ち出した男児と同級生が商業施設内のフードコートで飲食したり、ゲームセンターで遊んだりするなどして使っていた。

10月8日に男児の保護者が「貯金箱の現金がなくなっている。誰かにたかられているのでは」と学校に連絡するとともに、11日には愛知県警に相談した。

学校は同日、重大事態の可能性があるとして市教委に報告。県警はその後、同級生と保護者を厳重注意した。

河村たかし市長は12月2日の記者会見で「(市として)子どもを日本一応援しようというのに残念だ」と述べ、詳しい経緯を調べる考えを示した。

今後の対応について「小学校に対して常勤のスクールカウンセラー配置を進める」と話した。〔共同〕

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