富山市、職員を増員へ 専門人材確保へ計画見直し

2019/12/2 17:44
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富山市は2日、2020年度までの5カ年で2%減らすとしていた職員数の計画を見直し、1.2%の増加とすると発表した。54人減らす予定だったが一転、33人の増加になる。職員の働き方改革に加えて、専門性の高い業務が増えており、増員が必要と判断した。

記者会見する富山市の森雅志市長(富山市役所)

森雅志市長が同日の定例記者会見で明らかにした。「虐待やデータサイエンスといった専門的な知識が必要な仕事が増えている。多様な仕事に対応できる人員体制が必要だ」と述べた。20年4月には気象予報士を採用するという。

16~20年度の5カ年計画の基準となる15年度の職員数は2745人だった。従来の計画では2691人に減らす予定だったが、2778人と一転増加する計画にした。

富山市によると、06~18年度までの12年間で正規・非正規をあわせた総人件費を約65億円削減した。森市長は「財政面の行政改革を進めるために人員を減らしてきたが、大きなヒューマンエラーが起きる前に対策が必要だ」と発言。職員数の削減を進める他の自治体に対しても今回の見直しが「刺激になればいい」と述べた。

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