スペースマーケット、東京建物など38社と連携

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2019/12/2 16:59
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空きスペースのシェアリングサイトを運営するスタートアップのスペースマーケット(東京・新宿)はサービス向上に向け、不動産や鉄道会社など38社と連携する取り組みを始めた。

連携した38社の担当者ら(前列中央がスペースマーケットの重松大輔CEO)

連携には東京建物京浜急行電鉄パナソニックなどが参加した。シェアする会議室などのスペースを増やすほか、映像設備の設置や飲食物提供などのサービス面でも連携する。

この枠組みを「スペースマーケット・パートナーズ」と呼び、1年後に100社まで広げることを目指す。パートナーには東京建物のような不動産会社のほか、住宅改修のリノベる(東京・渋谷)、清掃代行を手掛けるビースタイル、酒類販売のカクヤス(東京・北)などが参加している。

マンション施設などにある遊休不動産をスペースマーケットのサイトから貸し出せるようになるほか、物件のリフォームをパートナーの企業に依頼しやすくなる。部屋や会議室を貸し出した後に清掃サービスを使うなど、連携を通じてスペースマーケットの利用者に対してのサービスを拡充する。

カクヤスとの連携では、スペースマーケットでパーティー会場を借りた利用者が酒類の配達も頼めるようにすることを目指す。パナソニックとは、スペースマーケットで貸し出す部屋に同社の家電を置いてもらうことなどで連携する。製品を使ってもらって購入につなげる狙いがあるほか、パナソニックの営業担当者が部屋を家電実演に使えるようになる。

スペースマーケットは12月20日に東証マザーズへの上場を予定している。重松大輔最高経営責任者(CEO)は「上場によって新規顧客に信用してもらいやすくなるが、今後の成長には会社自体の知名度をもっと高めなくてはならない」と話す。今回の取り組みで利用者向けのサービスを拡充するほか、パートナーの企業が持つ顧客に対しても認知を広げることを目指す。

(新田栄作)

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