流行語年間大賞に「ONE TEAM」 ラグビー快進撃

2019/12/2 17:00 (2019/12/2 18:33更新)
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初のW杯8強進出を決め、笑顔を見せるラグビー日本代表(10月13日、横浜国際総合競技場)

初のW杯8強進出を決め、笑顔を見せるラグビー日本代表(10月13日、横浜国際総合競技場)

今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、発表された。年間大賞にはラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表を率いたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが掲げた「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。

ノミネートされていた30語の候補から大賞に輝いたのは、W杯日本代表のスローガンだった。7カ国15人の海外出身選手を含む31人の選手は「桜の戦士ワンチーム」として心をひとつに快進撃を続けた。日本ラグビー史上初の決勝トーナメント進出に列島が熱狂した。

スポーツからは日本人2人目、42年ぶりのゴルフ海外メジャー制覇を果たした渋野日向子選手の愛称「スマイリングシンデレラ/しぶこ」も選ばれた。思い切りの良いプレーと明るい笑顔でファンの心をつかんだ。

30年余の平成が終わり、新元号の「令和」も流行語となった。令和婚が話題になり、5月1日の改元以降の1カ月で、婚姻件数は前年同月のほぼ倍になった。

一方、令和元年は大規模災害や事故が相次いだ年でもあった。9~10月に台風15号、19号などが次々と上陸、大きな被害が出た。台風接近前に鉄道会社が運行の中止を決めて公表する「計画運休」がトップ10に入った。東京・池袋で4月に起きた80代の運転手による暴走事故などをきっかけに、高齢者の自動車運転免許の自主返納(「免許返納」)が急増した。

芸能界を騒がせたのが「闇営業」。会社を通さずに反社会的勢力の集まりに参加して金銭を受け取っていたとして、人気お笑いタレントらが処分された。会社側の危機管理や芸能界の慣習も問われた。

10月の消費税率引き上げからは2つの流行語がランクインした。飲食料品を持ち帰る場合に税率が8%に据え置かれる「軽減税率」は店頭での混乱も招いた。一方、ポイント還元制度を背景にキャッシュレス決済「○○ペイ」の普及が進んだ。

消費の現場からはタピオカ入りのドリンクを飲むことを意味する「タピる」が入選した。

昨年の流行語となった「#MeToo」に続いて選ばれたのは、「靴」と「苦痛」をもじった「#KuToo」。職場で女性のみにハイヒールやパンプスなどを強いる服装規定に疑問を投げかけ、男女平等の社会を目指す動きが広がった。

選考委員特別賞には元大リーガーのイチローさんの引退会見での言葉「後悔などあろうはずがありません」が選ばれた。

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