2020年度経常黒字、3年ぶり20兆円台も 貿易会が予測

貿易摩擦
エレクトロニクス
中国・台湾
2019/12/2 14:14
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商社の業界団体、日本貿易会は2日、2020年度の日本の国際収支の見通しを発表した。海外とのモノやサービスなどの取引状況を示す経常収支は20兆6080億円の黒字と17年度以来3年ぶりに20兆円台を回復すると予測した。中国などでスマホの在庫調整が一服し、電子部品の輸出が回復するとみられるほか、東京五輪に伴う訪日観光客(インバウンド)の増加でサービス収支の赤字幅が過去最少になることが貢献する。

日本貿易会は2020年度の貿易収支の見通しを発表した(2日、東京都港区)

20年度の経常黒字は19年度比11%増を見込む。20年度の貿易収支(国際収支統計ベース)は輸出が19年度比3%増の約78兆6500億円、輸入が1%増の約77兆8100億円を見込む。輸出額から輸入額を差し引いた貿易黒字は8370億円と、19年度(8110億円の赤字)から1兆6480億円改善する。

海外から得る利子や配当金の収支である「第1次所得収支」は21兆7050億円の黒字と過去最高を更新し、経常黒字を下支えする。

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