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袴田事件の最新冊子作成 弁護団「世論に訴える」

静岡県の一家4人強盗殺人事件で死刑が確定し、冤罪(えんざい)を訴えて再審請求中の元プロボクサー袴田巌さん(83)の弁護団が、事件の概要をまとめ、再審請求の最新情報を盛り込んだ冊子を作成した。弁護団の西嶋勝彦団長は「事件を多くの人に知ってもらい、世論に訴えたい」と話す。

再審請求中の元プロボクサー袴田巌さんの支援団体が作成した書籍の英訳冊子の内容の一部=共同

冊子はカラーの79ページ。一度は認められた再審開始を取り消した2018年の東京高裁決定までの状況を反映した内容になっている。高裁決定後も死刑と拘置の執行停止は維持、釈放されている袴田さんと浜松市で共に暮らす姉の秀子さん(86)へのインタビューや、弁護士による担当分野の解説などを掲載。

犯行着衣とされ死刑判決の決め手となった「5点の衣類」については、捜査機関による捏造(ねつぞう)を主張する弁護士らの座談会を収録した。冊子は支援集会で配布するほか、通販サイト「アマゾン」で、500円で購入できる。

一方、浜松市の支援団体「袴田さん支援クラブ」もこのほど、袴田さんが拘置所で書いた手紙や日記をまとめた書籍「主よ、いつまでですか」を英訳した冊子を作成した。無実の訴えや、キリスト教の洗礼を受けた経緯などが記されている。

同クラブのウェブサイトから入手できる。ローマ教皇が11月25日に執り行い、袴田さんも参加したミサの会場周辺でも配布。翻訳を担当した女性(64)は「無実の罪で死刑判決を受けた袴田さんの存在を海外にも伝えたい」と話している。〔共同〕

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