金日成氏の息子が帰国 韓国情報機関が国会報告

北朝鮮
朝鮮半島
2019/12/1 18:16
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の国家情報院は1日までに、北朝鮮の故・金日成(キム・イルソン)主席の息子で、最近まで駐チェコ大使を務めた金平一(キム・ピョンイル)氏(65)が北朝鮮に戻ったと国会に報告した。聯合ニュースなど韓国メディアが報じた。

北朝鮮の駐チェコ大使を務めた金平一氏(2015年1月、プラハ)=AP

北朝鮮の駐チェコ大使を務めた金平一氏(2015年1月、プラハ)=AP

平一氏は金正恩(キム・ジョンウン)委員長の父である故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の異母弟。実母が金日成氏の後継者として擁立したが正日氏との争いに敗れ、1988年にハンガリー大使に転じたのを皮切りに30年以上も欧州の大使を転々としていた。

いまになって帰国を許された背景に韓国メディアの関心は集まっている。金正恩氏の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏は2017年に暗殺されており、粛清されるとの見方もある。ただ、金正恩氏はすでに権力基盤を固めており、平一氏も体制批判をしていないことから「金正恩氏は平一氏を大きな脅威とは見ていない」(毎日経済新聞)との見方もある。

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