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ハイフラックス、債務返済猶予1月末まで延長

【シンガポール=谷繭子】経営難に陥ったシンガポールの水処理大手、ハイフラックスは29日、シンガポール高等裁判所に債務返済猶予の再延長が認められた。アラブ首長国連邦の民間公益事業大手UTICOから4億シンガポールドル(約320億円)の支援を受けることでようやく26日に合意しており、次の焦点は債権者集会に移る。

中東のUTICOからの支援で合意した

2020年1月31日まで約2カ月の延長が認められた。延長はこれで7度目だ。同年2月末にも債権者集会を開き、債務減免など再建計画の是非を問う。金額で75%以上に当たる債権者から同意が必要だ。一部の銀行が経営再建アドバイザーへの高額報酬に反対しているが、ハイフラックスは再建実現に向けて債権者の説得を急ぐ。

消費する水の多くを隣国からの輸入に頼るシンガポールで、ハイフラックスは政策的にも重要な水処理の大手だったが、発電事業の失敗を機に経営難に陥った。28億シンガポールドルの債務を抱え、2018年5月に再建を目指すと発表した。支援を名乗り出たインドネシアの財閥サリム・グループとの交渉が破談となるなど迷走し、手続きが長引いていた。

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