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ITで子供を見守り スマート保育園の時代へ

ユニファ・土岐泰之社長 前編(日経STARTUP X)

保育士の慢性的な人手不足が深刻な社会問題となっている。業務は煩雑で事故への不安も大きく、資格を持ちながら保育園で働かない「潜在保育士」も多い。IT(情報技術)の活用でこうした悩みの解消を目指すのがユニファ(東京・千代田)だ。動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」に出演した土岐泰之社長は、保育士も家庭も安心で豊かな気持ちになれる「スマート保育園」を増やしていきたい、と熱い思いを語った。

毎日2回、子供の体温を測ったり、園内で遊ぶ姿をカメラで撮影したり。命の危険があるうつぶせ寝を防ぐため、昼寝の時間中、こまめに子供の姿勢をチェックしたり。保育士は安全の確保や家庭との緊密な情報交換のため多忙な日々をおくる。ユニファが開発した各種デバイスは、こうした業務の負担をITの力で大幅に軽減する。土岐社長は番組の中で、自らその利用法を解説した。

土岐泰之(とき やすゆき) 1980年生まれ。九州大卒業後、住友商事、ローランドベルガー、デロイトトーマツコンサルティングを経て、2013年にユニファを創業。

各デバイスで得たデータは、保育園と家庭をつなぐプラットフォーム「デジタル連絡帳」に集約される。ユニファが取り組むのは、これらのサービスすべてを導入した「スマート保育園」の実現だ。現在、すでに同社のサービスを利用しているのは全国で約6200施設にのぼる。土岐社長はさらなるサービスの普及によって「子供、保育士、保育施設、家庭の4者を幸せにしたい」と語った。

(2019年11月14日収録)

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