親の受験熱、行き過ぎ注意 「教育虐待」に発展も
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中学受験の本番が約2カ月後に迫った。都市部を中心に受験熱が高まるなか、注意が必要なのが家庭内の指導の行き過ぎだ。子どもの負担や苦痛に気づかず、心身を傷つける虐待に発展してしまう事例も起きている。多くの親に自覚がないのが特徴で、専門家は「どの家庭にもリスクはある」と指摘。人格を否定するような言動を避けるよう訴えている。
「息子の気持ちに気づけず、寄り添えていなかった」。神奈川県に住む会社役員の男性(...
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