西鉄、天神再開発でイオンと連携 ビブレと一体開発

2019/11/28 19:46
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西日本鉄道は28日、福岡市天神地区にある複合商業施設「福岡ビル」とファッションビル「天神コア」、イオングループが運営する「天神ビブレ」を一体で再開発すると発表した。3つのビルを取り壊し、約800億円を投じてオフィスのワンフロアが西日本最大級となる大型複合施設を建設する。2024年夏に開業する。

福岡ビル周辺の再開発は福岡市が規制緩和をテコに再開発を促す施策「天神ビッグバン」の中核。西鉄はオフィスやホテルが入居する高さ96メートル、19階建ての商業施設を新設する。延べ床面積は13万8千平方メートルと、当初計画の1.4倍に拡張する。

8-17階のオフィス階はワンフロア4300平方メートルで、オフィスとして西日本最大規模になるという。福岡はオフィスビルの近代化が遅れていたが、倉富純男社長は新ビルの建設で「グローバル企業を誘致しやすくなり、福岡市の飛躍に役立つ」と強調した。ホテルについては西鉄が「自社で開発したい」とした。

新しいビルのイメージ図を手にする西鉄の倉富社長(右)とイオンの吉田副社長(28日、福岡市)

新しいビルのイメージ図を手にする西鉄の倉富社長(右)とイオンの吉田副社長(28日、福岡市)

イオンモール傘下のOPA(千葉市)は福岡ビル、天神コアと隣接するビルを借りて天神ビブレを運営してきた。再開発についてビルの地権者との交渉が長引き、西鉄は当初、福ビルとコアを先行開発する計画だった。

天神ビブレは20年2月11日に閉店し、新しいビルの地下にイオングループが飲食料品エリアを出店する。イオンはテナントとして出店する計画で、吉田昭夫副社長は「高齢者や若者の間で健康志向が強まっている。オーガニック食材を扱う高級スーパーなどを開きたい」と話した。

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