中古スマホ販売、業界団体が認証制度

2019/11/28 18:42
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中古スマートフォンの業界団体、リユースモバイル・ジャパン(RMJ)などは28日、携帯端末の売買事業者の認証制度を設けると発表した。品質格付けで統一基準に準拠しているかどうかや、事業者の経営状況、法令順守を評価する。中古端末に対する消費者の不安に配慮し、市場の活性化を図る。2020年2月に認証の付与を始める。

28日、認証制度を発表した携帯市場の粟津社長(左)と日本テレホンの有馬知英取締役(東京都中央区)

RMJは中古スマホ最大手のゲオやブックオフコーポレーションなど14社が正会員として加盟する団体だ。新たな認証制度はRMJのほか、修理事業者でつくる携帯端末登録修理協議会(MRR)や、総務省がオブザーバー参加する検討会がまとめた。審査では事業者の直営店などの現場訪問も行う。

中古端末の品質に関する統一基準もRMJなどが独自に作ったものだ。傷の量やボタンの感度、カメラの動作といった基準を評価し、端末の外装を5段階にランク分けする。バッテリーの消耗度合いの確認と表示も推奨する。現在は販売各社が独自の基準で品質を評価している。評価基準を明確にして消費者が端末を比べやすくする。

RMJ会長で携帯市場(東京・千代田)社長の粟津浜一氏は28日の記者会見で、中古端末について「消費者にとってより安価で自由な選択肢になりつつある。バッテリーの持ちや動作に対する不安を解消したい」と強調した。20年4月までに全国1千拠点への付与を目指すという。

調査会社のMM総研(東京・港)によると、17年度の国内の中古スマホの販売台数は179万台。新品を含む全体に占める割合は5%だった。10月1日に施行された携帯電話の新販売ルールでは端末割引の上限が2万円に制限された。RMJは中古端末の需要が高まるとみている。

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