アフリカ豚コレラ 侵入阻止へ法改正

2019/11/28 21:08
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アジア各国でのアフリカ豚コレラ(ASF)の流行を受け、農林水産省は28日、家畜伝染病予防法を改正する方針を明らかにした。空港で手荷物をチェックする家畜防疫官に質問や検査の権限を付与し、肉類の違法な持ち込みがないか強制的に検査できるようにする。中国や韓国などからウイルスの流入リスクが高まっていることから、水際対策を強化する。

検疫探知犬の業務を視察する江藤農相(28日、羽田空港)

同日自民党が開いた畜産・酪農対策委員会で党による法改正の要望事項が了承された。この内容を踏まえ、農水省は来年の通常国会にも家畜伝染病予防法の改正案を提出する。

同日、羽田空港の動物検疫業務を視察した江藤拓農相も「(防疫官の)権限を強めたい」と語り、法改正の必要性を強調した。

ASFが国内に侵入した場合の対策として、予防的殺処分の対象疾患にASFを加える。今までは口蹄疫(こうていえき)だけが対象となっていた。発生農場だけでなく一定区域の家畜をすべて殺処分することで、強力なまん延防止を目指す。

豚コレラ(CSF)に関する国の権限も強化する。家畜伝染病のまん延防止の事務は国が責任をもって対応するよう法律で位置付ける。まん延防止策について国が都道府県に指示できるようにもする。

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