北朝鮮が飛翔体発射、弾道ミサイルか EEZ外に落下

2019/11/28 17:30 (2019/11/28 19:35更新)
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が同日午後4時59分ごろ、東部の咸鏡南道連浦(ヨンポ)付近から日本海に向けて大型ロケット砲と推定される飛翔(ひしょう)体2発を発射したと発表した。飛距離は最大380キロメートル、高度は97キロメートルで、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。日本政府関係者によると飛翔体は弾道ミサイルとみられる。

北朝鮮による飛翔体発射は10月31日以来で、5月以降では13回目。安倍晋三首相は28日、首相官邸で記者団に「度重なる弾道ミサイルの発射は我が国のみならず国際社会に対する深刻な挑戦だ」と語った。日本政府は北京の外交ルートを通じて北朝鮮に抗議した。

北朝鮮は米国との非核化交渉の期限を一方的に年末と定め、制裁の緩和などの譲歩を迫っているが、協議は停滞している。今回の発射にはトランプ政権を揺さぶる意図が透ける。

軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を維持した韓国と日米の連携を試す狙いがあったとの見方もある。聯合ニュースによると、韓国政府関係者は日本からGSOMIAに絡む情報提供の要請はなかったと説明し「要請があれば情報を共有したい」と述べた。

27日には北朝鮮の商船が海上の南北境界線(NLL)を越えて韓国側に侵入し、韓国海軍が威嚇射撃していた。飛翔体発射はこれに反発した可能性もある。

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