スズキ、10月の世界生産17%減 インド低迷続く

2019/11/28 17:06
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スズキが28日発表した10月の四輪車生産・販売統計(速報値)は世界生産が前年同月比17%減の23万9127台だった。前年実績を下回るのは9カ月連続。主力のインドでは8カ月ぶりに販売が前年同月を上回ったが、経済減速などを背景とする市場の低迷が長引き減産が続いた。

海外生産は22%減の15万6674台。主な生産拠点をみると、インドが21%減、ハンガリー23%減、パキスタン44%減、タイ54%減と軒並み減った。プラスは19%増のインドネシアだけだった。

インドでは販売減が続く競合企業が多いが、スズキは法人税減税を生かした値下げや新型車の投入などが奏功し、販売は3%のプラスだった。ただ祭り商戦で需要が押し上げられた面もあり、本格的な回復軌道に戻るには時間がかかりそうだ。

国内生産は6%減の8万2453台で6カ月連続の減少。検査不正の再発防止策の徹底に伴って生産減が続く。2020年3月末までに検査ライン対策を完了し、生産の正常化をめざすなかでは生産への影響は続きそうだ。

ただ生産のマイナス幅は1割以上減った直近と比べれば縮小している。再発防止策の一環で生産ラインを止めて従業員教育をしているが、「教育でラインを止めることが少なくなってきた」(広報部)という。国内販売は9%減だった。

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