エンファクトリー、副業のリスクを「見える化」

2019/11/28 16:51
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専門家のマッチングサービスなどを手がけるエンファクトリー(東京・渋谷)は企業向けの副業支援サービス「副業特区」を始めた。副業を希望する社員に多様なプロジェクトを紹介するほか、人事部門が社員の副業状況を管理できる機能を設けた。社員が副業の内容や時間を申告し、過重労働など副業に関するリスクの「見える化」につなげる。

エンファクトリーの「副業特区」は社員の副業状況を管理しやすい

同社はフリーランス人材に仕事を紹介するプラットフォーム「チームランサー」を手がけており、副業特区の導入企業も利用できるようにした。チームランサーではマーケティングや地方創生など、210件超のチームやプロジェクトを紹介している。社内やグループ内に限定した副業を立ち上げることもでき、埋もれた人材の発掘にも活用できる。

副業を解禁する企業は急速に広がっているが、本業と副業で超過勤務になるリスクへの懸念は根強い。このため社員が副業活動の時間と内容を報告し、企業があらかじめ設定した副業時間を超えると自動的に通知が届くようにしている。本業の情報漏洩などを防ぐため、事前にキーワードを登録しておけば副業内容に問題がないかどうか確認できる機能も今後追加する予定だ。

エンファクトリーは2011年の創業から「専業禁止」をうたい、社員に複数の仕事を持つ副業を勧めている。これまで自社で培ったノウハウを活用し、副業を実現しやすい環境づくりを進めていく。

(潟山美穂)

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