シャープ子会社が法人向けのチャットサービス

2019/11/28 16:17
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シャープ傘下のAIoTクラウド(東京・江東)は28日、法人向けコミュニケーションツール「ビジネスチャット」サービスを始めた。ネット上で同じ企画に参加する社員のグループを作り、複数人と同時にやりとりできる。ソフトウエアを単独で販売するのはグループで初めて。

遠隔地にいる同僚らと同じ資料を見ながら会議ができる

グループ内でのチャット機能のほか、資料の共有やビデオ会議などができる。会議中に個人パソコンの画面を他の社員に共有したり、資料に文字を書き込んだりもできる。出張しなくても遠隔地にいる同僚と情報共有しやすくなる。サービスを利用していない得意先などをチャットに参加させることもできる。

まずは無料で提供して認知度を高める。2020年1月から有料版も始める。チャット上でより多くの資料を共有したり、同時にいくつものテレビ会議を開いたりできる。料金は社員1人あたり月額350円(税別)と、同1千円近い例もある他社サービスよりも格安にした。20年中に1万社との契約を目指す。

利用を広めるため、シャープのパソコン「ダイナブック」やスマートフォン「アクオス」への同ソフトの導入も検討する。

経費精算のやり方といったよくある業務上の質問に自動で回答する「チャットボット」の提供も同時に始めた。別途料金を支払い、利用できる。将来は業務報告の集計など、他にも業務効率化に関わる様々なサービスもセットで提供する。

ビジネスチャットはメールアドレスを入力しなくても気軽に社内外の人と情報をやりとりできるとして、足元でサービスが増えている。LINEが手掛ける「LINEワークス」や米マイクロソフトの「チームス」といったサービスがある。

AIoTクラウドは他社と連携したサービスを広める目的で10月にシャープから分社化した。シャープが持つ様々なノウハウを生かし、法人向けサービスを提供する。新しい収益源を育て、従来の売り切り型のビジネスモデルから脱却する。

ビジネスチャットはその取り組みの第1弾。AIoTクラウドの赤羽良介社長は「サーバーやデータセンターなどシャープが持つプラットフォームを使い、顧客の課題を解決するようなサービスを今後も展開したい」と話した。

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