あなたの私生活、20万円で買います

データの世紀
第8部 理解者はキカイ
2019/12/5 6:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

「Plasma」は、実証実験の参加者の部屋にカメラを設置し私生活データを収集する(東京都内)

「Plasma」は、実証実験の参加者の部屋にカメラを設置し私生活データを収集する(東京都内)

DNAや音声、位置情報など、ビジネスに利用されるデータの幅が急速に広がる。テクノロジーの進歩に、個人データを守るルール作りは追いつけるのか。課題が大きくなっている。

「1カ月の生活すべてのデータを売ってくれる人はいるだろうか」

スタートアップのPlasma(東京・目黒)を創業した遠野宏季氏は10月、「自宅内で私生活を24時間録画する実証実験」のアイデアを思いついた。30日間の私生活データに付けた価格は20万円。ネットで呼びかけると1カ月で1300人の応募者が集まり、20代の男女4人が選ばれた。

【関連記事】 倫理の守護神「CEO」登場 信頼のルール競争始まる

スピード感あふれるデータ社会では新たな試みが次々に生まれる。自分のデータを守るには、自力で判断しコントロールすることが求められる。

日本経済新聞社はツイッターを通じ、検索やSNSなどの便利で無料のネットサービスについて「個人データを守れるが有料という別サービスがあれば、乗り換えますか」と問いかけた。

すると「金額によっては乗り換える」との答えが62%。残りは…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

関連キーワード

電子版トップ



[PR]