10月建機出荷額、2カ月ぶり減 消費増税で内需鈍る

2019/11/28 13:48
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日本建設機械工業会(建機工)は28日、10月の建機出荷額(補給部品含む総額)が前年同月と比べて22.3%減の1962億円だったと発表した。2カ月ぶりのマイナス。高水準で続いてきた国内需要が、10月に始まった消費増税の影響で鈍った。アジアや欧州などの主力市場も振るわなかった。

消費増税の反動減で内需が鈍った

内需は同17.5%減の740億円。13カ月ぶりに減少した。9月までは消費増税に伴う駆け込み需要があり、10月に入って買い控えがあった。

レンタル・リース会社が2018年に建設機械の新モデルの購入などに動いたこともあり、反動減による落ち込みもみられた。

内需は1~9月期では90年代以降では過去最高だったが、10月以降は増税の影響などもあり、「弱含みとなりそうだ」(建機工)という。

外需は同25.0%減の1222億円で、3カ月連続の減少となった。地域別では、主力市場のアジアと欧州向けで建機本体の出荷額が3割以上減った。マーケット全体が減速しており、油圧ショベルやトラクターなどの受注も減った。

コマツの遠隔監視システム「コムトラックス」では、欧州での稼働時間は前年同月比5.3%減った。7カ月連続で前年を下回った。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)問題などがあり先行きに不透明感が強まっており、今後の動向が注視される。

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